アメックスビジネスゴールドとダイナースビジネスカードを徹底比較
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アメックスビジネスとダイナースビジネス、どっちが良いの?
「どうせならステータスが高い法人用クレジットカードを持ちたい!」
「高い年会費を払うのなら付帯サービス・保険で条件が良い方が欲しい!」
など、という要望ってありますよね?
このページではステータス性が抜群の人気カード、アメックスビジネスとダイナースビジネスについて徹底比較して解説します。
結論を先にいいますと、アメックスは旅行や出張で国内外に出かける時、接待などの会食に大きなメリットがあり、ダイナースはビジネスとゴルフ、接待での会食に強いカードです。
両カード共にステータス性は最高ですから、あとは好みの問題、、なのですが、管理人は補償内容の手厚さから圧倒的にアメックスをおすすめします!
それではさっそく徹底比較していきたいと思います。
カードの基本スペックを比較
まずは、カードの基本スペックをまとめたのが次の表です。
アメックス・ビジネス・ゴールド | ダイナースビジネスカード | |
---|---|---|
券面 | 申し込みページ |
申し込みページ |
年会費 | 36,300円(税込) 【当サイト経由で】初年度無料 |
27,500円(税込) |
追加カード年会費 | 13,200円(税込)/枚 | 無料(2枚まで) |
限度額 | 利用金額に一律の制限なし | 審査により個別に決定 |
ETC発行枚数 | 5枚まで可 | 各クレジットカードに1枚 (追加カードを発行すれば その分ETCカードを作れる) |
ETC年会費 | 年会費550円(税込)/枚 | 無料 |
支払日 | 利用代金明細書に記載 | 毎月15日締め、翌月10日払い |
支払い方法 | 1回払い | 一回払い、ボーナス一括、リボ払い |
入会の目安
アメックスビジネスゴールドの入会の目安
- 【法人代表として申込】
20歳以上の法人登記上の代表取締役、その他会社を代表する権利を有する個人 - 【個人事業主として申込】20歳以上で収入のある方
ダイナースビジネスカードの入会の目安
- 【基本会員】当社所定の基準を満たす方で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主
- 【追加会員】基本会員が代表者・役員を務める法人等または個人事業の役職員、あるいは従業員で18歳以上の方
入会資格は、アメックスが20歳以上。若手の実業家の方はアメックスの方が良さそうです。
年会費
年会費はアメックスが36,300円(税込)、ダイナースが27,500円(税込)とアメックスの方が高い設定です。追加カードに関しても、アメックスは1枚あたり13,200円の年会費が必要ですが、ダイナースは2枚までは追加カードを発行しても年会費は無料。金額だけで比較するとダイナースが優れていると言えそうです。ただ、問題なのはこの年会費に対してどのような付帯サービスがあるのか?です。
(ビジネスで利用する法人クレジットカードの年会費は、全額経費として計上できます。勘定科目は「諸会費」などでOKです。ですから、利益がそこそこ出ている企業・個人事業主であれば、それほどシビアに年会費の大小を気にする必要もないのかなと思います。)
限度額
限度額は、両カード共に個別の審査により決定されます。ダイナースは「利用金額に原則として一律の制限なし」となっていますが、実際には利用上限が内部で設定されており、なんでもかんでも決済可能というわけではありません。
ただ、2~300万程度は軽く決済できるくらいの限度額はあります。
ETCカード
ETCカードは、アメックスの場合は5枚まで発行ができ、年会費は550円(税込)が必要です。ダイナースは親カード1枚に対してETCカードも1枚しか発行できませんが、年会費は無料です。
支払い方法
支払い方法はアメックスが1回払いだけ、なのに対して、ダイナースは「一回払い、ボーナス一括払い、リボルビング払い」の3つに対応しており柔軟性があります。
基本スペックは以上です。
さて、ではこの2つのカードに付帯するサービスについて切り込んでいきたいと思います。
保険・補償について
最初は、保険・補償に関するところから見ていきましょう。
代表的な保険・補償といえば「海外旅行傷害保険」「国内旅行傷害保険」「ショッピング保険」の3つです。
海外旅行傷害保険
アメックス・ビジネス・ゴールド | ダイナースビジネスカード | |
---|---|---|
券面 | 申し込みページ |
申し込みページ |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円(利用付帯) ※配偶者および生計を共にする 子供や両親まで適用 |
最高5000万円(自動付帯) 最高1億円(利用付帯) |
傷害治療費用 | 1回の事故につき300万円限度(※1) | 1回の事故につき300万円限度 |
疾病治療費用 | 1回の事故につき300万円限度(※1) | 1回の事故につき300万円限度 |
賠償責任 | 1回の事故につき4,000万円限度 | 1回の事故につき1億円限度 |
携行品損害 |
|
|
救援者費用 | 年間400万円限度(※2) | 年間300万円限度 |
補償期間 | 90日間 | 3ヶ月間 |
付帯条件 | 利用付帯 | 自動付帯 (+旅行代金のカード払いで補償額UP) |
家族特約 | ○ | - |
- ※1・・・旅行代金をこのカードで決済した場合(利用付帯)最高1億円。
- ※2・・・旅行旅金をダイナースビジネスカードで決済した場合(利用付帯)、補償額は最高1億円。旅行代金をカードで決済しない場合(自動付帯)は、最高5,000万円の補償。
アメックス、ダイナース共に、補償金額についてはほぼ同じと考えて良いでしょう。
アメックスなら家族も補償される
唯一違うのが、アメックスは自分だけでなく家族まで補償される「家族特約」が付いていることです。配偶者および生計を共にする子供や両親まで適用されるので家庭をお持ちの方であれば、これはうれしい内容です。補償額は会員本人よりも少なくなり、利用付帯が条件で次のようになります。
アメックス・ビジネス・ゴールドの家族特約(海外旅行傷害保険)
傷害による 死亡・後遺障害 |
傷害・疾病治療 | 救援者費用 | 賠償責任 | 携行品損害 | |
---|---|---|---|---|---|
利用付帯 | 1000万円 | 200万円 | 300万円 | 4000万円 | 50万円 |
ビジネス用のカードですが、このカードを持っていれば家族との海外旅行も安心ですね。
国内旅行傷害保険
次に、国内旅行保険の内容です。
アメックス・ビジネス・ゴールド | ダイナースビジネスカード | |
---|---|---|
券面 | 申し込みページ |
申し込みページ |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高1億円(※2) |
付帯条件 | 利用付帯 (旅行代金のカード払い) |
利用付帯 (旅行代金のカード払い) |
家族特約 | ○(※1) | - |
補足 | - |
- ※1・・アメックスの国内旅行傷害保険は、基本会員の家族の方は最高1,000万円
- ※2・・・ダイナースビジネスカードの追加会員は、死亡・後遺障害 最高5,000万円
両カード共に、補償が適用になる条件は「利用付帯(旅行代金をこのカードで支払った場合だけ適用)」です。
補償額には違いがあり、アメックスは最高5,000万円、ダイナースは最高1億円です。ダイナースの場合は追加会員(追加カード保持者)は上限が下がり、死亡・後遺障害の補償額は最高5,000万円となります。
ショッピング保険
ショッピング保険とは、このカードで購入した商品が破損、盗難などに遭った場合に商品代金を補償してくれる保険です。
アメックス・ビジネス・ゴールド | ダイナースビジネスカード | |
---|---|---|
券面 | 申し込みページ |
申し込みページ |
破損・盗難補償 | 年間最高500万円 (ショッピング・プロテクション) |
年間最高500万円 (ショッピング・リカバリー) |
両カードともショッピング保険が付帯しています。
条件は全く同じで、「カードで購入した商品が破損、盗難などに遭った場合購入日から90日以内であれば年間最高500万円まで補償」です。ただし、1事故につき1万円の自己負担(免責)が必要になります。
年間500万円までの枠があれば、かなり安心できる補償と言えます。
両カードに共通の補償は以上です。
次に、各カード固有の特徴的な補償について解説します。
アメックスでは更に以下の補償が付いています
キャンセル・プロテクション
会員や家族が病気、事故、入院などで予約していた出張をキャンセルしたり、チケット購入済みのコンサートに行けなくなった時の、キャンセル費用などの損害を補償。
オンライン・プロテクション
インターネットでの不正カード使用による損害は全額アメックスが補償。ビジネス用の備品・仕入れを積極的にカードで決済する方には特に安心できる補償です。
リターン・プロテクション
このカードで購入した商品を返品したい時の補償です。返品を購入した店が受け付けない時、購入金額全額をアメックスが払い戻しする補償です。(購入日から90日以内、1商品最高3万円相当額まで、年間最高15万円相当額まで)
ダイナースだけに付帯する保険
ゴルファー保険
ダイナースクラブビジネスカードにはゴルフ保険が付帯します。
補償内容は、傷害死亡・後遺障害保険金(最高) 300万円、傷害入院保険金(日額) や通院保険金(日額) など。万が一の時も安心ですね。その他、賠償責任保険金やゴルフ用品損害費用(年間)、ホールインワン・アルバトロス費用なども補償されます。
お客さんや仕事仲間とのゴルフコンペで万が一何かがあっても安心です。
【まとめ】付帯保険はアメックスの方が充実!!
付帯する保険の内容で比較すると、アメックスの方が内容が充実していますね。特に、家族がいる方であれば、海外旅行傷害保険の対象が家族まで含まれているのはポイントが高いです。ビジネスカードですから用途は主に仕事でしょうが、このカードを1枚持っておくことで、家族旅行での万が一のケガや病気も安心です。
また、ダイナースはゴルフをする人には魅力的です。
ゴルフ中の事故もたまにあることですので、この保険はうれしいです。ホールインワン、、なんて滅多に出ないものですが、出た時の祝儀は自腹というのが慣習です。これに対する保険もついているので、ゴルフの腕に自信がある方には特に良いのではないでしょうか。
空港での快適性
海外・国内への出張、旅行などで空港を利用するときにうれしいサービスです。両カードとも、空港系のサービスが付帯していますが、どのような違いがあるのでしょうか。
空港ラウンジ
アメックス・ビジネス・ゴールド | ダイナースビジネスカード | |
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券面 | 申し込みページ |
申し込みページ |
空港ラウンジ |
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|
※アメックスにはプライオリティパスの「スタンダード会員(通常、年会費99ドル)」が無料で付帯します。これにより、年間2回まで海外でプライオリティパスが利用できるラウンジを利用できます。
ダイナースは国内外1,500ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。
このサービスはダイナース独自のもので、海外でもこれだけのラウンジが利用できるのはダイナースのみ。
海外出張、旅行に出かけるとき、例えば羽田空港、成田空港、関空などで出発前にラウンジが利用できるのは本当に便利でありがたいです。両カード共に国内主要空港のラウンジは全て利用できるようになっています。
ただ、ダイナースであれば海外の空港のラウンジも利用できます。つまり、海外から日本に帰ってくるときなどでも現地の空港ラウンジが利用できるのです。このサービスはとても貴重です。
空港での他のサービス
アメックス・ビジネス・ゴールド | ダイナースビジネスカード | |
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券面 | 申し込みページ |
申し込みページ |
無料ポーターサービス | 出発時→空港の駅改札口やバス停からチェックインカウンターまで 帰国時→到着ロビーから駅改札口やバス停まで 専任スタッフが荷物を運んでくれる(成田・関空のみ) |
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空港パーキング 料金割引・優待 |
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手荷物無料宅配サービス | 海外旅行からの帰国時、空港から自宅までスーツケース1個を無料で配送 |
海外旅行からの帰国時、空港から自宅までスーツケース1個を無料で配送 (成田、羽田、関西、中部) |
エアポート送迎サービス | 空港までタクシーによる定額送迎サービス (成田・中部国際・関空) |
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海外用レンタル携帯の優待 | ||
出張の手配等 | ゴールド・デスク (土曜日も14時まで受付) |
ダイナースクラブトラベルデスク |
空港でのサービスはアメックス・ビジネス・ゴールドの圧勝といって良いでしょう。
T&E(Travel & Entertainment・旅行と娯楽)をサービスの軸にしているアメックスは、旅行(出張)に関するサービスはダイナースよりも優れています。
管理人は年に数回海外出張がありますが、海外出張の飛行機などの手配を頼めるゴールドデスクや、空港まで定額でタクシーに乗れることは意外と重宝しています。
また、中部国際空港(セントレア)だけのサービスである「空港クロークサービス(空港内の手荷物預かり所で荷物を無料で預けてくれる)」がとても便利でよく利用します。
その他の付帯サービスを比較
アメックス・ビジネス・ゴールド | ダイナースビジネスカード |
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申し込みページ |
申し込みページ |
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