ダイナースクラブ ビジネスカードを徹底分析
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ステータスが高い法人用クレジットカードの代表といえばダイナース!
追加カードは年会費無料だから、コスパも抜群◎
ステータス性を感じさせるクレジットカードの代表格と言ってもいい「ダイナースクラブカード」のビジネス用カードです。
付帯サービスはゴールドカード以上と言われるのがよくわかります。
このカード2014年4月にスペックが大幅に変更されて、年会費や追加カードについてサービス内容が変わっていますが、最新情報を記載しています!
ダイナースクラブ ビジネスカード | |
---|---|
券面 | |
年会費 | 27,500円(税込) |
追加カード年会費 | 無料(2枚まで) |
ETC発行枚数 | 親カード1枚につきETCカード5枚発行 (追加カードが無制限に発行できるので、実質的にはETCカードも無制限) |
ETC年会費 | 無料 |
限度額 | 利用金額に原則として一律の制限なし |
入会の目安 | 【基本会員】当社所定の基準を満たす方で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主 【追加会員】基本会員が代表者・役員を務める法人等または個人事業の役職員、あるいは従業員で18歳以上の方 |
国際ブランド |
会社経営者や個人事業主の方なら「ダイナースクラブカード」という名前を一度は聞いたことんじゃないでしょうか?
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードなどのアメックスブランドと並び、ステータスカードの代名詞みたいになっていますよね。
このカードはそのダイナースクラブカードのビジネス用カードというものです。
ビジネス用なので、申し込み資格があるのは「当社所定の基準を満たす方で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主」と限定されています。
一般カードの違いは、ビジネス向きの付帯サービスがさらにプラスされているという点です。
詳しくはこの後ジックリと紹介していきますね。
その前に、ダイナースと言えばこれ!という有名なポイント2つ紹介します。
- カードの利用金額に原則として一律の制限なし・・・つまり、原則上限ナシです
- ポイントは世界の主要航空会社のマイルに交換できる
カードの利用金額に原則として一律の制限なし
ダイナースクラブカードで一番有名なのは
「カードの利用金額に原則として一律の制限なし」という事でしょう。
かんたんに言うと、利用限度額が決められていないと言うこと。
文面通りに理解すると、いくらでも決済できてしまうことになります。
超高額なものを決済したいけど限度額が・・・というような心配は基本的にありません。
ただし、完全に無制限に利用できるかというと100%ではなく、
ダイナースさんも「高額を利用するときは事前申請してほしい」と言っていて、
セキュリティの観点、あまりに高額の決済はできないこともあります。
【参考】ダイナースクラブカード「高額のご利用をお考えの方へ」
まぁでも、公式に「カードの利用金額に原則として一律の制限なし」と謳っているのは数あるカードの中でもダイナースクラブカードだけなので決済額の大きさについてはNO.1と考えて良いと思います。
ポイントプログラムは「ダイナースクラブ リワードプログラム」
2012年までダイナースクラブのポイントプログラムは「クラブポイントプレゼント」という名称で、10,000円の利用で1クラブポイントというものでした。当時の仕組みだと9,900円の利用では1ポイントも付きませんでした(!)いわゆる“ポイントの取りこぼし”が頻発してしまう、あまり良い制度とはいえませんでした。
しかし、ダイナースクラブのポイントプログラムは生まれ変わりました。
今のポイントプログラムの名称は「ダイナースクラブ リワードプログラム」。
100円の利用に対し1ダイナースクラブ リワードポイントが貯まります。
過去と比べると取りこぼしもほとんどなくなりました。
取りこぼしがグンと減るように見直されたのはとてもすばらしいのですが、
更に良いのが、ポイントアップモールまで準備されている事です。
ダイナースの場合、「ダイナースポイントモール」という名称になっています。
これはネット、実店舗でダイナースクラブカードを使って何かを購入する前にこここを一度経由すると、通常のポイントに加えてボーナスポイント(100ポイント以上)や、キャッシュバックが受けられるというものです。
ハッキリ言って「ユーザーにとってプラス以外ない!」というすばらしいサービスのことです。使わない手はありません!絶対使って下さい。
楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonも対象です。
「ダイナースポイントモール」を使うことによってポイント獲得がグングン進みます。
貯めたポイントは世界中の航空会社のマイルに移行できる!
管理人にとって一番魅力的なのは、貯めたポイントをマイルに移行でいるということです。
ダイナースの場合、世界中の航空会社のマイルに移行させる事ができます。
ANAだけしかダメ、ユナイテッド航空のマイレージプラスしかダメ・・・じゃないんです!
対応している航空会社がハンパなく多いので好きなところに移行できます。
このプログラムの名称を「ダイナースクラブ グローバルマイレージ」といいます。
具体的には以下の航空会社のマイルと交換が可能です。
ポイントとマイルの交換率などは以下の通り。
航空会社 | 交換率 | 年間参加費 (税込) |
移行マイル数の 上限 |
---|---|---|---|
ANA(全日空) | 1,000ポイント=1,000マイル | 6,600円 | 4万マイル |
JAL(日本航空) | 2,500ポイント=1,000マイル | 6,600円 | なし |
大韓航空 ユナイテッド航空 |
2,000ポイント=1,000マイル | 6,600円 | 12万マイル |
デルタ航空 | 2,000ポイント=1,000マイル | 6,600円 | 14万マイル |
※2022年1月28日からポイントをJALマイルにも交換できるようになりました!!!
このようにダイナースグローバルマイレージ参加航空会社のマイルに移行可能。
年間参加料として6,600円(税込)が必要になりますが、これは便利です!
なかでも一番関係があるのはANAマイレージへの移行ができるということでしょう。
または、ユナイテッド航空(マイレージ プラス)、デルタ航空(デルタスカイマイル)へ交換したいと考える人も多いかもしれません。
これら日本人である私たちが貯めたいなと思う航空会社に対応してくれているのはとてもうれしいことです。
尚、ANAマイルについては年間(12/21~翌年12/20)40,000マイルまでしか移行できないという制限があります。
また、大韓航空・ユナイテッド航空は年間120,000マイル、デルタ航空(デルタスカイマイル)は年間140,000マイルまでと、移行できる上限が決められています。
とはいえ、この制度、管理人的にはものすごく魅力的です。
貯めたポイントをマイルに移行させて航空券と交換、ビジネスクラスにアップグレードしたいと考えている方であれば管理人に共感していただけるのではないかと思っています。
ビジネスカードにだけ付いてる特典
一般カードには無くてビジネスカードに付いてくるビジネス特典もあります。
正直、ウチみたいな零細企業だとこれ使う機会あるのかなというレベルのものもあるのですが、紹介だけはちゃんとしておきます(笑)
1. クラウド会計ソフト「freee(フリー)」の有料プランが2ヶ月分無料
最近よく耳にするクラウド会計ソフトfreeeの年会費が2ヶ月分無料になります。
そもそもfreeeというソフト、名前からして無料で使えそうですが本気で使おうと思えば有料です・・・(汗)。正確には無料で使えるプランもあるのですがデータ保存期間が1ヶ月だけ、、という完全に意味のない無料プランなので、ホントにこのソフトを使って決算や確定申告をしようとするなら有料プランしかありません。
法人プランの月額利用料が1980円、個人事業主は月額980円。
ダイナースビジネスカードを持っていると特典で2ヶ月分が無料になるので、法人なら3,860円、個人事業なら1,860円お得になると考えておけばOKです。
ダイナースビジネスカードの利用明細をオンラインからCSVでダウンロードするとfreeeに取り込めるようです。freee(フリー)については公式サイトの特徴紹介ページと、料金紹介ページを読んでみてください。(クラウド会計ソフトfreee(フリー)の公式サイト)
2.ダイナースクラブ ビジネス・ラウンジ
管理人がとても良いなと思うのがこの「ビジネスラウンジサービス」です。このカードの会員になると東京・銀座のど真ん中にある「銀座サロン」が無料で利用できてしまいます。
東京での仕事があまりない方には正直まったく関係のない特典ですが、東京で仕事がある方にはめちゃくちゃありがたいサービスではないでしょうか?
商談・待ち合わせなんかで、スタバや喫茶店ではなく銀座サロンが使えるのはスマートです!
この「銀座サロン」というのは、ビジネス誌「週間ダイヤモンド」の出版社が主催するダイヤモンド経営者倶楽部のメンバーさん達の活動拠点、交流の場として利用されることを目的に作られたサロンで、一般の人は利用することができません。ダイナースクラブ ビジネスカード会員は、カードを提示することで利用することができます。
ちなみに、どうでもいい話かもしれませんが、この銀座サロンは「指紋認証システム」を導入していて、ダイヤモンド経営者倶楽部のメンバーさん達は指紋認証で入室できるんですって!
エグゼクティブ感がものすごいです(笑)
3. ダイナースクラブ ビジネス・オファー
これは、いわゆる「優待サービス」です。
カード会員だけのお得なサービスの集まりですね。
たくさんの優待サービスがそろっていますが、例えば、
健康診断では聖路加国際病院の宿泊ドッグや日本医科大学 健診医療センターや国際医療福祉大学三田病院のPET検診など。事務所の引っ越しで使えそうなサカイ引越センター、税務相談の辻・本郷税理士事務所などなど、たくさん揃ってます。
利用いただける優待の一覧は「ダイナースクラブ ビジネス・オファー(公式サイト)」でご確認ください。
ゴルフ場や料亭プランなど、ちょっと良い接待に強い!
名門ゴルフ場やミシュラン料亭。
こういうちょっと良いところで遊びたい、接待したいと思ったところで、普通に予約しても受け付けてくれないということは良くあります。
そんな時に強い味方がダイナースクラブのようなステータス系クレジットカードの「デスク」です。
ダイナースのデスクで受け付けてくれる国内名門ゴルフコースとして、多摩カントリークラブ、東京バーディクラブ、鳩山カントリークラブ、磯子カンツリークラブ、箱根カントリー倶楽部、カメリアヒルズ・カントリークラブ、富士桜カントリー倶楽部、ABCゴルフ倶楽部などプロツアーでも使われる名門コースがズラリ100コース。
また、予約が困難な高級料亭の予約も同じくダイナースが担当してくれます。
こういうゴルフや料亭の予約、利用っていうのはステータス系カードの強みですよね。
ここぞという時の本気の接待にはとても力強い味方です!
年会費(27,500円(税込))と追加カード、ETCカードについて
年会費は27,500円(税込)。決して安い設定金額ではないと思います。
ダイナースクラブビジネスカードの場合、追加カードの年会費は2枚までは無料で発行してくれます。
なので、従業員さんに渡して経費精算の手間を省くことを考えると、追加カードが2枚まで年会費無料というのはありがたいですよね。
ひとつ注意点は追加カード発行は「役職員あるいは従業員で18才以上の方」とに限られます。まぁビジネス用のクレジットカードなので、全く問題はありませんね。
ETCカードは親カード1枚につき5枚まで発行可。ETCカードの年会費も無料です。
発行された親カードの枚数(本カード・追加カードの合計)分だけETCカードも発行できるということになります。
このカードのガチンコのライバル、アメックス・ビジネス・ゴールドは年会費だけ見ると36,300円(税込)(当サイト限定キャンペーンで初年度無料)ですが、追加カードは1枚に付き13,200円(税込)、ETCカードは550円(税込)の年会費が掛かります。
追加カード、ETCカードを何枚も欲しいという場合はダイナースクラブ ビジネスカードのほうが結果的に年会費は安く抑えることができます。
ダイナースってステータス高いの?
「ダイナースとかアメックスとかステータスが高いと言われてたりするけどホントなの?」と思ったことありませんか?
管理人は疑問に思ったことがあり、考えた事ががあります。
まずステータス性ってなんだ?という事ですが、
これは単純に「入手する・会員になる難易度が高い」と考えてOKだと思います。
つまり、「申し込み資格が18歳以上、アルバイトでも大丈夫!」というのよりも、「会社経営者もしくは役員、年収800万円以上の方」となっている方が手に入れる難易度ははるかに高くなります。
また、年会費無料のカードが山ほどある中、わざわざ2万円以上の年会費を払ってでもそのカードを持っている事自体、普通の人ではありませんよね。(個人カードの話で、法人カードで年会費無料のものはほぼありません)
手に入れるのが難しいカードを持っていると言うことは、社会的な信用性があると考えて良いはずです。あくまでカード会社が審査したという意味での信用性ですが。
この条件からダイナースクラブビジネスカードはどうでしょうか?
このカードの入会条件は「当社所定の基準を満たす方で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主」となっています。
つまり、自分でビジネスをやっている方、ビジネスオーナーでないと申し込みの資格すらありません。
そして、その先に審査があります。
審査にパスしないことにはダイナースクラブの会員になる事はできません。
ダイナースクラブはそもそも会社社長、医者、弁護士、会計士、税理士など高収入といわれる職業のひと達に愛されてきたカードです。選ばれしもの達だけが持つカードというイメージ戦略もあってか、審査は厳しいと言われています。
このようなことから考えて、やっぱりダイナースクラブカードを持っている人は
「普通の人じゃない=ステータスが高い」と思って良いんじゃないでしょうか。
まとめ
いろんな角度からダイナースクラブビジネスカードを紹介してきました。管理人はこのカード、かなり良い選択肢だと思います。
管理人は経営者が持つクレジットカードは単純にスペックやコスパ、利便性だけで選ぶべきではなく、ステータス性も重要だと考えています。
年会費も多少のことなら経費として吸収できるわけですからあまり気にする必要もないのかなと思います。あまりに経費、経費というのもアレですが・・。
こういう風に考える管理人にとって、「ステータス性も高く、デスクの利用価値も高い(ゴルフとか料亭とか)、ポイントがマイルに移せる、限度額も余裕がある、銀座のビジネスラウンジが利用できる」ダイナースクラブビジネスカードはとてもすばらしいカードだと思います。
私はずっとアメックスを愛用しているのですが、ダイナースも良いなと本気で思います!
最後にカードのスペックを下の表にまとめました。
ダイナースクラブ ビジネスカード | |
---|---|
券面 | |
年会費 | 27,500円(税込) |
入会の目安 | 当社所定の基準を満たす方で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主 |
追加カード年会費 | 無料(2枚まで) |
ETC年会費 | 親カード1枚につきETCカード5枚発行 (追加カードが無制限に発行できるので、実質的にはETCカードも無制限) |
限度額 | 利用金額に原則として一律の制限なし |
国際ブランド | |
海外旅行保険 | 最高1億円まで補償(追加会員は最高5,000万円まで) |
国内旅行保険 | 最高1億円まで補償(追加会員は最高5,000万円まで) |
ショッピング保険 | 最高年間500万円 |
ポイントプログラム | ダイナースクラブ リワードプログラム 100円=1ポイント |
支払い方法 | 一回払い、ボーナス一括払い、リボルビング払い |
発行期間 | カード到着まで2~3週間ほど |