1. トップページ
  2. アメックスの法人クレジットカード3種類を徹底比較!まずはゴールドがオススメ

アメックスの法人クレジットカード3種類を徹底比較!まずはゴールドがオススメ

PR

「アメックスの法人クレジットカードを持ちたい!」
そう思ったときに悩むのは、どのカードを選ぶべきなのか?ということ。

アメックスの法人クレジットカードはプラチナ・ゴールド・グリーンの3種類あり、すべて申込み可能です。

この3種類のアメックスの違いは、カードの色と年会費だけではありません。
付帯しているサービスも少しずつ違います。

そのため、「結局のところ、どれを選べばいいのかわからない(汗)」と悩む経営者・個人事業主の方は多いはず。

結論からいうと、多くの経営者・個人事業主の方にはビジネス・ゴールドがオススメです。

ビジネス・ゴールドは、他社法人クレジットカードを上回るステータスと付帯サービスをもっとも体感しやすいカード。特に出張で役立つサービスが他社カードよりも圧倒的に充実しています。

ビジネス・グリーンはゴールドよりも年会費が抑えられている反面、アメックスのウリとも言える旅行サービスが削られている上、ステータスも劣っているのがデメリットです。

そして、ビジネス・プラチナは旅行サービスや従業員の福利厚生、事業サポートといったあらゆるサービスが充実しています。また、券面も希少な金属製カードでステータスも抜群なのが大きな特徴。

ただ、プラチナは付帯サービスがあまりに多すぎて使いこなすのが難しいカードです。

ビジネス・プラチナの公式サイトを見ても、主な付帯サービスしか紹介してくれていません(汗)

そのため、初めてのアメックスでビジネス・プラチナを持った場合、豊富な付帯サービスの一部しか活用できない危険性があります。

そのため、まずはアメックス・ビジネス・ゴールドを使ってみて、「自分にとって不要なサービスが多いな…」と感じればグリーンへのダウングレードを、「付帯サービスもステータスも、ちょっと物足りないな…」と感じればプラチナへのアップグレードを検討することをオススメします。

そうは言っても、プラチナとゴールドとグリーン、付帯サービスや特典が具体的にどのように異なるのか、気になるところですよね。

そこでこのページでは、3種類のアメックス・ビジネスカードの付帯サービスの違いをくわしく説明します。

この内容を知っておけば、ビジネス・ゴールドを手に入れてすぐに付帯サービスをフル活用できます。

そして、ゴールドからプラチナやグリーンに切り替えたときに付帯サービスがどのように変わるのかわかるので、悩まずカードを切り替えることができますよ。

ゴールドグリーンプラチナ
券面アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(グリーン)アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
年会費(税込) 36,300円 13,200円 143,000円
追加カード
年会費(税込)
13,200円 6,600円4枚まで無料
(5枚目以降は13,200円のゴールド)
ETC発行可能枚数5枚
ETC年会費(税込) 年会費550円(税込)/枚
ETC発行
手数料(税込)
無料
限度額審査により個別に決定(事前入金すれば限度額以上に決済可能)
入会ボーナス・初年度年会費無料
(本カードのみ)
・入会後1年以内に200万円以上の利用で3万ボーナスポイント
初年度年会費無料
(本カードのみ)
入会後1年以内に200万円以上の利用で4万ボーナスポイント
海外旅行保険 最高1億円
(利用付帯)
※疾病・傷害300万円
最高5,000万円
(利用付帯)
最高1億円
※疾病・傷害1,000万円
国内旅行保険最高5,000万円
(死亡・後遺障害のみ)
最高5,000万円
(死亡・後遺障害+入院・通院・手術も補償)
国内航空便
遅延補償
最高4万円-最高6万円
手荷物当日
宅配サービス
-
トラベル・デスク○(ゴールドデスク)
月〜土の14時まで受付
△(通常デスク)
月〜金の受付
◎(コンシェルジュデスク)
24時間365日受付
インターナショナル・
エアライン・プログラム
-○提携航空会社の国際線航空券(日本発着、主にビジネスクラス)が優待料金
JALオンライン ○(JAL国内線の法人向けオンライン予約サービスを、無料・特典つきで利用可)
海外からの
電話サポート
○(オーバーシーズ・アシスト)
24時間365日、海外出張中のトラブルに電話で対応
◎(プラチナ・カード・アシスト)
オーバーシーズ・アシストに加えて忘れ物探索に対応
キャンセル・
プロテクション

(航空券・コンサートチケットのキャンセル料金を補償)
-○(ゴールドとまったく同じ)
オンライン・
プロテクション
○(インターネットでの不正利用による損害を全額補償)
リターン・
プロテクション
○(カードで購入した品物をお店が返金対応してくれないとき、
アメックスが代わりに返品・返金対応)
ショッピング・
プロテクション
○(カードで購入した品物の紛失・盗難を90日間補償)
ホテル優待-
(国内・海外の提携ホテル・旅館で上級会員並の待遇)
空港ラウンジ
サービス

(国内+ハワイのラウンジで同伴者1明も無料)

(国内+ハワイのラウンジに加えてスカイチームラウンジ、センチュリオンラウンジも対象)
プライオリティ・パス-
(同伴者1名も無料)
手荷物無料
宅配サービス

(成田・羽田・中部・関西空港が対象)

(成田・中部・関西空港が対象)

(成田・羽田・中部・関西空港で手荷物2個が無料)
エアポート送迎
サービス

(成田・中部・関西空港が対象)

(成田・中部・関西空港が対象)ゴールドよりも割引が少ない

(成田・羽田・中部・関西空港が対象)
海外携帯電話
レンタル
ゴールド・ワインクラブ
(専任のソムリエが予算・目的に合わせてワインを紹介してくれる)
-
(ゴールドと同じ)
OFFICE PASS
ビジネス情報サービス
「ジー・サーチ」
クラウド会計サービス
「freee」優待
福利厚生サービス
「クラブオフ」

(VIP会員の入会金・年会費無料)

(スタンダード会員)

(VIP会員の入会金・年会費無料)
ヘルスケア無料電話
健康相談
-
ビジネス・セービング○(ビジネスに活用できる優待料金や割引特典)
ワランティ・プラス-
(家電製品のメーカー保証期間を延長)
カー・ピッキング・
プロテクション
-
(車上荒らしや自動車事故の際の日用品の損害を補償)
ゴルフ保険
(有料で加入できる)
-
(ゴルフ中のケガや用具破損、ホールインワン・アルバトロスの負担を最高5,000万円まで補償)
ビジネス会員
限定イベント
-
ポイントプログラムメンバーシップ・リワード(ANAマイルに移行すれば付与率最高1%)
ポイント有効期限3年ただし、1度でもポイントを交換すれば無期限に無条件で無期限
ボーナスポイント・
プログラム
Amazon、Yohoo!、iTunes Store、JAL、H.I.S.、
アメックストラベルオンラインでポイント3倍
ANAマイル
移行手数料(税込)
5,500円無料
ステータスハナマル
申込みアメックス・ビジネス・ゴールドの申込みはこちらアメックス・ビジネス・グリーンの申込みはこちらアメックス・ビジネス・プラチナの申込みはこちら

アメックスを持つメリット!共通のサービスを紹介

まずはアメックス・ビジネスカード3種類すべてに共通するメリットや付帯サービスを紹介します。

ここで紹介するサービスは当然ゴールドでも利用できますが、アップグレードやダウングレードしても引き続き利用できるものばかりです。

高いステータス

アメックスと言えば、真っ先に挙げておきたいのがステータス。

数多く発行されているクレジットカードの中で、アメックスはもっとも知名度が高いと言ってしまってもいいのではないでしょうか?

「アメリカン・エキスプレス」の名前は、日本人ならほとんどの人が知っています。

また、アメックスが一般的なクレジットカードよりも年会費が高いステータスカードだとイメージも高いのが特徴です。

特にビジネスでは同業者や取引先への信用が大切。アメックスのビジネスカードを持っていれば、単なる「見栄」だけでなく、大切な信頼が得られるのは大きな魅力です。

アメックスのビジネスカードは、3種類とも設立初年度から取得できるハードルの低さも特徴です。

一般的な法人クレジットカードの審査を通過するには、「設立3年黒字2期連続」が1つの目安になっています。

カードを取得するハードルが低い上にステータスが得られるのがアメックスの大きな魅力だと言えます。

「でも、取得しやすいクレジットカードに、本当にステータスなんてあるの…?」と思われるかもしれませんが、管理人が接待や会食の会計をアメックスで支払うと、「社長、アメックスですか。すごいですね。」と言われることが何度かありました。

正直、悪い気はしません(笑)

事前入金で限度額以上に決済できる

アメックスでもっとも優れているのが、ほかのクレジットカードにはない「事前入金(デポジット)」。

事前入金というのは、前もってアメックスにお金を振り込むことにより限度額以上の決済ができる仕組みのことです。

少しオーバーな例を挙げると、今月500万円の決済をしたいとします。でもアメックスの限度額は200万円…。限度額オーバーで決済できません。

そこでアメックスに300万円を振り込むことにより、限度額200万円+事前入金した300万円=500万円が決済できるというわけです。

「後払いできるのがクレジットカードのメリットなのに、前払いしたら意味ないのでは…?(汗)」と思われるかもしれませんが、本来の限度額以上に決済できれば以下のようなメリットがあります。

  • 経費の支払いをアメックスのビジネスカード1枚に集約できる←経費の一元管理ができる
  • 振込や現金支払いでは貯まらないアメックスのポイントが貯まる←間接的な経費節減に

本当の意味で経費の一元管理ができる

せっかくアメックスのビジネスカードを持つなら、すべてのカード決済をこの1枚にまとめたいところです。

カード利用金額で毎月どれだけの経費を使っているのか簡単に把握できますし、利用明細を確認すれば無駄な出費がないか振り返ることもできて便利です。

ところが、一般的な法人クレジットカードだと利用限度額が足りないとき、個人用クレジットカードで立て替えたり銀行振込で支払う場面が出てきます。

こうなると経費全体を把握しづらいですし、記帳漏れの原因となってしまいます。

アメックスの事前入金を活用すれば、こういった不都合は起こらないわけです。

支出が多いビジネスカードのポイントはバカにならない

経費の一元管理と合わせて、事前入金でカード決済がすればもれなくポイントを貯めることができます。

法人クレジットカードともなると、業種や会社の規模によっては毎月数十万円〜数百万円を決済される経営者・個人事業主の方も多いはず。

アメックスのポイントは100円につき1マイルの価値がありますが、このポイントを無駄なく貯めることができます。(アメックスのポイントプログラムについては、次でくわしく説明します)

特にメリットが大きいのは税金。

経費となる法人税や事業税、消費税はクレジットカード納付ができるものの、カードの利用限度額が原因で結局カード決済できないことが多々あります。

でも、アメックスの事前入金を使えば、高額になりがちな税金でもバッチリポイントが貯められるんです!

アメックスは税金の支払いだとポイントが半減してしまうというデメリットがありますが、それでも他社カードのようにカード決済できずにポイントが一切貯まらないことを考えるとメリットが大きいと言えますね。

「アメックスは使えるところが少ない」のはウソ

もしかしたら、経営者・個人事業主の方の中には「アメックスは使えるお店が少ない…」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに過去はそうでした。
VISAやJCBなら決済できるのに、アメックスは使えないというお店やサイトがけっこうありました。

でも、2010年にアメックスとJCBが業務提携してからは、国内でクレジットカードが使えるお店・サイトならすべてと言っていいほどアメックスが使えます。

むしろ、海外の方がアメックスで決済できない場面はよくあるものの、経費の支払いにはほとんど影響がありません。

具体的にどんなところでアメックスが使えないのかというと、観光客や出張者があまり訪れないショッピングモールやレストランなど。

接待・会食で利用するような現地のレストラン・ホテルならたいていはアメックスが使えるので、あまり不便は感じないはずです。

ポイントはマイル付与率1%と高レート!個人カードとの合算も魅力

先ほど少し触れましたが、アメックスのポイントはカード利用100円につき、1マイルの価値があります。

アメックスのポイントプログラムである「メンバーシップ・リワード」は、17社という多くの航空会社のマイルやホテルグループのポイント、Tポイントや楽天スーパーポイントといった共通ポイントに移行できます。

中でももっとも交換レートが高いのが、ANAマイルなんです。

多くの法人クレジットカードは、マイルへ移行できたとしても100円のカード利用につき0.3〜0.5マイルといったレートがほとんど。

そのことを思うと、アメックスのビジネスカードは高レートでマイルを貯めることができると言えます。

さらに、アメックスの他社にはない特徴は、法人クレジットカードと個人用カードのポイントを合算できること。そのため、経費の支払いで貯めたポイントをプライベートの旅行などで活用するのも簡単です。

提携している17社(航空会社)のマイルに移行できる

そして、アメックスの他社にはない大きなメリットは、ANAマイルなど提携17社のマイルに移行できること!

提携航空会社は次の17社

アメックスの提携航空会社

多くの法人クレジットカードだと、提携している1つの航空会社しかマイル移行できないことがほとんどです。

そのため、アメックスのビジネスカードは海外出張で利用する航空会社に応じて、柔軟にマイルを活用できるというメリットがあります。

JALマイルは2020年10月から移行できるようになりましたが、JALマイルだけは移行レートがほかの航空会社の約半分と悪いことに注意。

JAL派の経営者の方なら、JALと同じワンワールドのブリティッシュ・エアウェイズのマイルに移行してJAL特典航空券を入手した方がはるかにお得です。

人気が高いANAマイルの移行は年間4万マイルが上限という制約がありますが、これはアメックスに限ったことではありません。

ANAカード以外の法人クレジットカードは、すべて年間4万マイルという移行上限が設けられています。

その点アメックスならANA以外の航空会社のマイルにも移行できるため、「ポイントが貯まり続けて使いみちがない…」という事態を避けることができるわけです。

ANA以外の航空会社だとマイル付与率0.8%とポイントの価値が下がってしまいますが、他社カードとくらべてポイントの幅が広いのは魅力です。

また、先ほど少し触れたJALマイルは、マイル付与率0.4%です…交換するのにはオススメできません。

ボーナスポイントプログラムでポイント3倍

法人クレジットカードとしてはマイルを貯めやすいアメックス。

さらに、経費の支払いで利用する機会が多いサイトではポイントが通常の3倍、つまりマイル付与率3%になるという特典があります。ポイント3倍となる具体的なサイトは、以下の6つ。

  1. Amazon co.jp、Amazonマーケットプレイス、Kindle本、Amazon Business
  2. Yahoo!JAPAN Yahoo!ショッピング、ヤフオク!(Yahoo!かんたん決済)、
    ヤフー官公庁オークション
  3. iTunes Store(App Store、iBooks、Apple Music)(App Store、iBooks、Apple Music)
  4. JAL公式ウェブサイト(国内航空券、国際線航空券)
  5. H.I.S.公式ウェブサイト(海外航空券、海外ホテル(事前決済)、
    海外航空券+ホテル(セット販売)、海外パッケージツアー、海外オプショナルレンタカー)
  6. アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン(ホテル・レンタカー(事前決済)、国内航空券)

AmazonやYahoo!ショッピングで消耗品や備品を決済する経営者・個人事業主は多いはず。

また、人気のある旅行予約サービスで3倍になるのは、多くの方にとってメリットがあります。

アメックスの充実した旅行サービスと旅行予約サービスでのポイント3倍は相性がよく、出張の機会が多い経営者・個人事業主がアメックスを持つ大きな理由の1つになりますね。

このボーナスポイントプログラムの対象となるのは、対象サービスでの年間利用金額が500万円までという制限があります。

でも、よほど海外出張が多い方でなければ、AmazonやJAL、H.I.S.などで年間500万円以上利用することはまずないはず。

このように、他の法人クレジットカードと比べて、ザクザクとポイントが貯まります。

公共料金や税金はマイル付与率0.5%

ここまで説明したとおり、アメックスはマイル付与率1%と、他社法人クレジットカードよりもマイルが貯まりやすい法人クレジットカードです。

また、ANAをはじめ提携15社という多くの航空会社のマイルに移行できるのは、他社カードにはないメリットです。

そのため、「海外出張は行き先や日程によって利用する航空会社がいつもバラバラ…」という経営者・個人事業主にとってはマイルを活用しやすいカードだと言えます。

ただ、アメックスのポイントプログラムは他社法人クレジットカードよりも劣っている点もあります。

それは、公共料金や税金の決済だとポイントが通常の半分しか付与されないこと。

事務所の光熱費の支払いや納税に限っては、マイル付与率0.5%と半減してしまいます。

他社法人クレジットカードだと、公共料金や税金の決済であってもポイントが半減することはありません。

ただ、先ほども説明したとおりアメックスは事前入金で高額な税金でも決済できるという大きなメリットがあります。また、AmazonやJAL、H.I.S.でポイント3倍となることを考えれば、トータルではポイントが貯まりやすい法人クレジットカードだと言えます。

ポイント有効期限は無期限

そして、アメックスのポイント(プログラム)は有効期限が無期限なのも特徴です。

多くの法人クレジットカードは、ポイント有効期限が2年であることがほとんどです。

「2年もあれば十分なんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、クレジットカードのポイント交換を忘れて失効させてしまうことは意外と多いんです。

法人カードを作るときはポイントプログラムについてチェックしますが、実際にカードを手に入れたらポイントのことを気にすることなんてまずないですからね。

アメックスならポイントの有効期限は無期限。

なので、普段はポイントの有効期限のことなんて忘れていたとしても、思い出したときにポイントをマイル移行など活用すればいいだけです。

ただし、アメックスのポイントを有効期限無期限にするには、カードを手に入れてからポイントを1度だけマイル移行や交換する必要があります。

カードを手に入れてすぐの状態のままだと、ポイント有効期限は2〜3年。
普通の法人クレジットカードと変わりません。

なぜポイント有効期限が「2〜3年」というアバウトな書き方なのかと言うと、ポイントを獲得して2年後の年度末に失効するから。4月に獲得したポイントだと有効期限が3年ありますし、一方3月に獲得したポイントは2年しか有効期限がありません。

アメックスは、カードを手に入れて最初のうちだけポイントに気をつければ、その後はずっとポイント失効の心配をする必要がありません。

ちなみに、ビジネス・プラチナだけはポイント有効期限が無条件に無期限です。
カードを手に入れたその日から、ずっとポイント有効期限を気にする必要はありません。

個人カードとポイント合算できる

そしてアメックスのポイントブログラムについて、最大の特徴とも言えるのがポイントの合算。

アメックスはこのページで紹介している法人クレジットカードだけでなく、個人用のクレジットカードも発行しています。

この法人クレジットカードと個人用のクレジットカードのポイントを合算して活用できるというユニークなしくみになっています。

法人カードと個人カードのポイントが合算できるメリットとして、以下の2つが挙げられます。

  • 法人カードで経費を決済して貯めたポイントを、個人カードにまとめてプライベートで活用できる
  • 法人カードとくらべると決済金額が少なくなりがちな個人カードのポイントも有効活用できる

法人カードで貯めたポイントは、できることならプライベートで活用したいところです。

出張費用は経費として計上できるので、せっかくポイントを利用するなら経費にならない家族旅行の航空券など、経費にならない出費に活用すればお得です。

そんなとき、法人カードのポイントを個人カードにまとめてからマイル移行すればOK。また、個人カードで貯めたポイントも、法人カードで貯めた大量のポイントと合わせて活用できるというメリットもあります。

このように法人カードと個人カードのポイントをまとめられるカードは、アメックス以外にはありません。

そのため、アメックスの法人カードを持つなら、個人用のアメックスも合わせて持ちポイント合算を活用することを強くお勧めします。

他社ゴールドカードを上回る海外旅行サービス

そして、「アメックスと言えば旅行!」というイメージを持つ方は多い気がします。

アメックスの旅行サービスは、海外・国内ともに充実しているのは事実です。

多くの法人クレジットカードに付帯している海外・国内旅行保険はもちろん付帯していますし、以下のようなアメックスにしかないサービスが特徴です。

  • 電話1本で出張の航空券や新幹線、ホテルの手配ができる
  • 自宅・空港間の往復でスーツケースを無料宅配できる
  • 空港ラウンジサービスは同伴者1名が無料
  • 海外からの電話サポートは24時間365日

上記4つのサービスは、多くの法人クレジットカードには付帯していません。

そのため出張の機会が多く、上記のサービスに魅力を感じるなら、アメックスの法人カードを持つ価値は大いにあると言えます。

トラベルデスクで出張の手配が電話1本でできる

アメックスのトラベルデスクは、面倒な航空券や新幹線、ホテルなどの手配を電話1本でお願いできます。

このサービスを利用すれば、打ち合わせや商談、会食の場所・時間を伝えるだけで、予定に合わせた航空券やホテルを提案してくれます。

不慣れな場所への出張で航空券や新幹線の時間やホテルを調べて予約するのは面倒ですし、何よりも打ち合わせや商談に間に合わないと困ることがほとんど。

そんなときにこのサービスを利用すれば、電話1本だけで大切な予定に間に合うように出張の手配ができるわけです。

出張手配をお願いできる事務員さんがいない経営者・個人事業主にとっては、便利なサービスだと言えますね。

出発・帰国時の手荷物無料宅配

アメックスが他社カードよりも頭1つ抜き出ている海外旅行サービスとして、手荷物無料宅配サービスも挙げられます。

手荷物無料宅配サービスというのは、海外出張の自宅・空港間でスーツケースのような手荷物を無料で宅配してくれるサービスです。

スーツケースを持ち歩くのはなかなか面倒ですが、アメックスを持っていればスーツケースを前もって空港に無料配送しておくことができます。そして、出張当日、空港のサービスカウンターでスーツケースを受け取り、そのままチェックインすればOK。

帰国時も、空港でスーツケースを受け取ってサービスカウンターに預ければ、自宅まで無料配送してくれます。預けたスーツケースはほとんどの場合翌日には自宅に届くので便利ですね。

この手荷物無料配送サービスは、多くの法人カードに付帯しています。

でも、ほとんどのカードは帰国時しか利用できません。出発時・出発時の両方で手荷物無料宅配サービスを利用できるのはアメックスだけなんです。

そのため、「海外出張の出発、帰国時の両方で手荷物無料宅配サービスを利用したい!」という経営者・個人事業主の方にとっては、アメックスは唯一の選択肢になります。

アメックスの手荷物無料配送サービスが利用できる空港は、カードランクによって以下のとおり異なります。

  • グリーン…成田・中部・関空の3空港
  • ゴールド・プラチナ…成田・羽田・中部・関空の4空港

羽田空港でこのサービスを利用したい場合は、ゴールドかプラチナを選ぶ必要があることに注意しましょう。

空港ラウンジサービスは同伴者1名も対象

クレジットカードの空港サービスで人気がある空港ラウンジサービス。

このサービスは、国内空港に設けられているラウンジを無料で利用できるもの。
この空港ラウンジサービスも、多くの法人クレジットカードに付帯しています。

ただ、アメックスが他社法人カードよりも優れているのは、カード会員だけでなく同伴者1名もラウンジを無料利用できること。

そのため、一緒に飛行機を待つ従業員や取引先が空港ラウンジサービスを無料利用できるクレジットカードを持っていなくても、2人とも空港ラウンジを利用できます。

多くの法人カードの空港ラウンジサービスだと、同伴者は1,000円前後(空港により異なる)の利用料を支払う必要があります。

空港のラウンジを利用するためだけに利用料を支払うのは、ちょっと気が引けますよね…。

そのため、従業員や取引先と一緒に飛行機を利用する機会が多いという経営者・個人事業主にとっては、アメックスの空港ラウンジサービスは地味ながら便利ですよ。

海外出張中の電話サポートは24時間365日対応

アメックスには、海外出張中のトラブルに電話で対応してくれるトラベルデスクが設置されています。

トラベルデスクによる電話サポートは、出張のパスポートの紛失や帰りの飛行機の時間を変更したいときや急に帰国する必要が出てきたときの航空券の手配などに対応してくれるサービスです。

と、ここまでのサービスは別にアメックスでなくても、多くの法人カードに付帯しています。

アメックスの海外出張中の電話サポートがほかのカードよりも優れている点として、以下の3つがあります。

  1. 24時間365日対応
  2. 海外からコレクトコールなど無料通話で利用できる
  3. キャッシュレス診療はもちろん、簡単な通訳、弁護士費用・保釈金の立て替えにまで対応

多くの法人カードの電話サポートは平日の日中しか対応してくれなかったり、平日のみ24時間対応で土日は休みということがよくあります。これだと、緊急のときに役に立たない可能性があるわけです。

また、ほとんどの法人カードのトラベルデスクは、通話料は自分で負担しなければなりません。

緊急なので電話代くらいはかかっても仕方ないとも言えますが、無料にこしたことはありません。

そしてアメックスはトラベルデスクだけは、ほかのカードで対応してくれないような簡単な通訳や弁護士・保釈金の立て替えまで対応してくれるというサービスの手厚さがあります。

海外出張中のホテルやレストランで日本語や英語が通じないときに、電話越しに簡単な通訳をしてくれるのは便利ですね。

また、海外の事故などで弁護士に相談する必要がでてきたときや身柄を拘束されてしまったときの保釈金まで立て替えてくれます。

海外出張中に弁護士費用や保釈金が必要になる場面は、人生で1度あるかないかぐらいでしょう。ただ、こういったほかの法人カードでは対応できないところまで対応できるところから、アメックスのサービスの高さを感じることができます。

なお、トラベルデスクで対応してくれる通訳は、あくまでも買い物や空港・ホテルなどでの手続きといった簡単なものです。商談などでの本格的な通訳は対象外なので注意しましょう。

ここまで紹介したとおり、アメックスの旅行サービスはほかの法人カードではカバーしていないような細かいところまで手厚いサービスが用意されています。

全国230以上のワークスペースを割引料金で利用できる

全国230以上のワークスペース・シェアオフィスで割引

全国230以上のシェアオフィス・ワークスペースを定額で利用できる日経の「OFFICE PASS」。

このOFFICE PASSの「法人定額使い放題プラン」(1人につき月額15,258円/税込)で契約期間に応じた割引を受けることができます。具体的な割引内容は、以下の通り。

  • 通常(1か月契約)…5%OFF
  • 3か月契約…7%OFF
  • 6か月契約…10%OFF

OFFICE PASSのワークスペースは全国に設置されているので、出張先での空き時間を活用したパソコン作業に便利。時間を無駄にせずビジネスに専念することができます。

また出張が少ない法人であっても、リモートワークの環境整備や会議・ミーティングで活用することも可能。事務所の場所や大きさにとらわれずにビジネスを拡大することができます。

以前は帝国ホテルのビジネスラウンジを利用できる「ミーティング・スクエア」というサービスがビジネスゴールドとプラチナだけに付いていましたが、2020年3月で終了

それに伴いビジネスグリーン・ゴールド・プラチナの3券種で利用できる「OFFICE PASS」が付きました。

日本トップクラスの帝国ホテルのラウンジを利用できるというメリットがありましたが、OFFICE PASSは全国の経営者が活用できるという点でミーティング・スクエアよりも優れています。

ETCカードは5枚まで発行可

アメックスのビジネスカードは、本カード1枚に対して5枚のETCカードが発行できるのも特徴です。

たいていの法人クレジットカードは、本カード1枚に対して1枚のETCカードしか発行できません。
また、追加カードはETCカードできないものも…。

その点、アメックスのビジネスカードなら本カード1枚に対して5枚、追加カード1枚につき1枚のETCカードを発行することができます。

複数のETCカードを発行できる法人クレジットカードは、アメックスとJCB法人カードだけ。

そのことを思うと、アメックスは複数のETCカードを発行するための法人カードとしても適しています。

経営者・個人事業主の方1人で複数の社用車や営業車を使用するなら、車両ごとにETCカードを用意することができます。

また、複数の従業員に追加カードとETCカードを1枚ずつ持たせることによって経費を一元管理できるだけでなく、従業員ごとにかかったガソリン代・高速料金を明細で管理することもできます。

ここまで説明したサービスは、ビジネス・グリーンを含めた3種類すべてのアメックスに付帯しています。

特に海外旅行サービスを見てみると、もっともランクが低いグリーンでも他社ゴールドカードと変わらないレベルの手厚い付帯サービスとなっています。

また、事前入金を活用した高額な決済や個人カードとのポイント合算は、法人クレジットカードとしてはかなり便利なサービスです。

経営者や個人事業主の方の中には、この2つのサービスを利用したいためだけにアメックスを2枚持ち(ビジネスカードと個人カード)する方もいらっしゃるほど。

実際、管理人もそうですし、管理人の周りの経営者にも何人かそういった方がおられます。

先ほども説明しましたが、アメックスのビジネスカードを持つならプライベート用にアメックスの個人カードも合わせて持つことをお勧めします。

ビジネス・ゴールドは旅行サービスと福利厚生が充実

ここまで説明したアメックスの付帯サービスは、最低ランクのビジネス・グリーンでも付帯しています。

なので、アメックスの事前入金やポイント合算を活用したいだけなら、ビジネス・グリーンでもまったく問題ありません。

ただ、冒頭でも説明したとおり、当サイトではアメックスを持つならビジネス・ゴールドがオススメです。
理由は、ビジネス・ゴールドになると出張や会食が快適・スムーズになるサービスが付帯しているから。

具体的には旅行サービスがさらに充実し、レストラン予約や福利厚生サービスが追加されます。

【グリーンになくてゴールドに付帯するサービス】

  • 最高1億円(利用付帯)の旅行傷害保険
  • 国内航空機遅延費用保険
  • 手荷物宅配サービス(羽田空港も対象)
  • 東京・博多からの手荷物当日宅配サービス
  • キャンセル・プロテクション
  • 福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員
  • ヘルスケア無料電話相談
  • あとは、ゴールドカードのステータス

経営者・個人事業主の方は、接待や打ち合わせなどで出張や会食の機会が多いはず。

そのため、ビジネス・ゴールドの年会費36,300円(税込)以上にサービスを活用できる可能性は高いと言えます。また、従業員への福利厚生もビジネス・ゴールドの追加カードを発行することで手軽に用意できるのも魅力ですよ。

ここからは、ビジネス・ゴールドに追加されている付帯サービスについて説明します。

最高1億円の旅行傷害保険と航空便遅延補償

まずは海外旅行傷害保険。

先ほども説明したとおり、ビジネス・グリーンでも海外旅行保険や24時間365対応のトラベルデスクは利用できます。

ただ、ビジネス・ゴールドは海外旅行保険が最高1億円まで補償され、航空便遅延補償も付帯しているという点でグリーンよりも優れています。

ビジネス・ゴールドは国内航空便遅延補償が付帯

そして、ビジネス・ゴールドには海外航空便遅延費用保険も付帯しています。
これはビジネス・グリーンには付帯していません。

一体どんな保険なのかというと、国内線の乗継や出航が遅延・欠航したときや手荷物が遅延・紛失したときの損害を補償してくれるというもの。

飛行機の出航が遅れたり欠航になると、場合によっては本来かかるはずのなかったホテル宿泊費や食事代が必要になってしまいます。

また、搭乗時に預けたスーツケースの受け取りが遅れたり紛失によって受け取れなかったときも、中に入っていた生活用品や着替えを買い直す必要があります。

国内航空便遅延補償は、こういった損害を補償してくれる保険のこと。

国内出張で航空便をよく利用する経営者の方にとっては、万一のときに活用できる保険ですね。

なお、ビジネス・グリーンとゴールドの海外旅行保険などの違いについて、以下のとおり表にまとめました。

補償内容補償金額
ゴールドグリーン
海外旅行
傷害保険
死亡・後遺障害 1億円(利用付帯)5,000万円
(利用付帯)
傷害・疾病300万円(利用付帯)300万円
(利用付帯)
賠償責任 4,000万円(利用付帯)4,000万円
(利用付帯)
携行品損害1回につき最高50万円
(利用付帯)
年間最高100万円
1回につき50万円
(利用付帯)
年間最高100万円
救援者費用400万円(利用付帯)400万円
(利用付帯)
国内航空便
遅延補償
乗継遅延2万円なし
出航遅延・
欠航・搭乗不能
2万円
手荷物遅延2万円
手荷物紛失4万円

手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象

ビジネス・グリーンにも付帯している手荷物無料宅配サービス。

アメックスの手荷物無料宅配サービスは、帰国時だけでなく出発時も利用できるという点で他社法人カードよりも優れています。

ただ、ビジネス・グリーンの対象空港は成田・中部・関西の3つで、羽田空港は対象外というデメリットが…。

でも、ビジネス・ゴールドなら羽田空港でも出発時・帰国時ともにこのサービスが利用可能で、成田・羽田・中部・関西の4空港が対象になります。

羽田空港を利用する機会があるなら、手荷物無料宅配サービスを活用するためにもビジネス・ゴールドが適しています。

国内出張で便利な「手荷物当日宅配サービス」

新幹線で東京・博多へ出張する機会が多いなら、ビジネス・ゴールドの「手荷物当日宅配サービス」はぜひとも活用したい付帯サービスです。

このサービスは、駅構内のカウンターでスーツケースなどの手荷物を預ければ、当日のうちに宿泊先に無料配送してくれるサービスで、東京駅・新宿駅・博多駅の3駅で利用可能です。

新幹線で東京駅や博多駅に着いてすぐに手荷物を預ければ、そのまま商談や打ち合わせに向かうことができます。1度ホテルにチェックインして荷物を預けるという手間が省けるのは魅力的です。

当日配送してもらうためには午前11時までに受付をすませる必要はありますが、活用できる経営者の方は多いのではないでしょうか。

キャンセル料金を補償してくれる「キャンセル・プロテクション」

ビジネス・ゴールドとプラチナに付帯する「キャンセル・プロテクション」も、アメックスならではのサービスです。

航空券やコンサートチケットを予約したものの、都合が悪くなりキャンセル…。
場合によってはキャンセル料金が発生し、全額返金されないことがあります。

そんなときにアメックスがキャンセル料金を補償してくれるのが、このキャンセル・プロテクションです。

ただ、キャンセル・プロテクションが適用される条件は、以下のとおりかなり限られています。

  • カード会員や身内の死亡
  • カード会員や身内の入院(妊娠や出産は対象外)
  • カード会員や身内のケガによる通院
  • カード会員本人の海外出張(ただし経営者や事業主は出張を命令できる立場なのでNG)

つまり、ほかの予定と重なってしまったといった気軽な使い方はできません。

それでも、航空券だとキャンセル不可なら料金が安くなるため、よく購入する経営者の方もいらっしゃると思います。そういった航空券を購入していたとしても、万が一のときに料金が補償される可能性があるのはメリットだと言えます。

従業員への福利厚生が手軽に用意できる

ビジネス・ゴールドは、従業員への福利厚生も無料で付帯しています。

従業員が少ない経営者の方にとっては、福利厚生は気にはなってるけど、特に何もしていないという方が多いのではないでしょうか?

アメックスのビジネス・ゴールドなら、従業員に追加カードを持たせるだけで、簡単に福利厚生が用意できてしまいます。

クラブオフのVIP会員

ビジネス・ゴールドには、「クラブオフ」を入会金・会費無料で利用することができます。

クラブオフ

クラブオフというのは企業や法人が契約する会員制のクラブで、入会すれば全国のホテルや旅館、研修施設などを会員優待料金で利用できます。

本カードはもちろん追加カードでもサービスが利用できるため、従業員に追加カードを持たせることにより、福利厚生として利用できるわけです。

このクラブオフ、ビジネス・グリーンにも付帯しているのですが、グリーンだとスタンダード会員、ゴールドだとVIP会員になります。

スタンダード会員とゴールド会員の違いは優待料金。
VIP会員の方が大きな割引を受けることができます。

なお、クラブオフのVIP会員は通常なら毎月550円(税込)の会費が必要なところ、ビジネス・ゴールドならずっと無料で会員になれるという特典もあるわけです。

そのため、ビジネス・ゴールドは従業員の福利厚生として利用しやすいカードだと言えます。

ヘルスケア無料電話相談

ビジネス・グリーンにはなくてゴールドには付帯している「ヘルスケア無料電話相談」も、福利厚生に適したサービスです。

このサービスは、専門家が食事や運動、健康維持などの質問に電話で24時間365日答えてくれるというもの。また、必要に応じて状況に合った医療機関まで紹介してくれます。

年中無休でいつでも健康に関する相談ができるので、仕事が忙しい方や不規則な方でも利用しやすいサービスですね。

「何か最近腰が痛い…(悩)」「パソコンを使う時間が多いから目が痛い…(泣)」といった、日常生活や仕事の中で少しでも気になる悩みを手軽に解消できます。

何よりもゴールドのステータス!

ビジネス・ゴールドをオススメする理由は、ここまで説明した付帯サービスだけではありません。

ゴールドカードが持つステータスこそ、経営者にとっては大きな魅力だと、管理人は考えています。

ビジネスカードは接待や会食の会計をするときに、一緒にいる経営者仲間や取引先の目に触れることがよくあります。

そういった場面でさりげなくアメックスのビジネス・ゴールドを取り出せば、周りに「ビジネスが軌道に乗っている経営者」だという印象を与えることができます。

管理人も法人化して1年目でアメックスのビジネス・ゴールドを持ちましたけど、実際に周りから「社長アメックスですか、すごいですね!」と言われる場面が多々ありました。

法人向けのゴールドカードも数多く発行されていますが、アメックスとなると知名度は別格です。

アメックス・ゴールドのステータスは、ぜひ実際にカードを手に入れて体感していただきたいです(笑)

グリーンとゴールドの違いまとめ

ここまで、ビジネス・グリーンにはなくてビジネス・ゴールドに付帯している主な付帯サービスを紹介しました。

アメックス・ビジネス・ゴールドは年会費36,300円(税込)。
ビジネス・グリーンよりも約2万円高額な年会費です。(ビジネス・グリーンは13,200円(税込))

ただ、管理人としては毎年36,300円(税込)の年会費を支払ってでも、ビジネス・ゴールドを持つことをぜひともオススメします。

ビジネス・ゴールドはグリーンよりも出張や会食で活用できるサービスや福利厚生サービスが充実しています。経営者の方なら出張や会食が多い方がほとんどだと思うので、ビジネス・ゴールドの付帯サービスを活用できるはず。

何よりもゴールドカードのステータスは、経営者にとって、かなり大きなメリットです!

一方で、以下のような方にはビジネス・ゴールドのメリットはほとんど活かせません。

  • 出張や会食の機会がほとんどない
  • 従業員への福利厚生サービスも別に困っていない
  • 取引先や同業者と会うことがないからゴールドの券面を見せる場面がない

たとえば、起業してすぐのIT関係の個人事業主の方なら、1人でのパソコン作業が主なのでビジネス・ゴールドのメリットは活用しづらいかもしれません。

そのような方にとっては、ビジネス・グリーンの方がコスパに優れたカードだと言えます。

最後に、ビジネス・グリーンとゴールドのサービスの違いを表にまとめました。

ゴールドグリーン
入会キャンペーン(公式)初年度年会費無料(本カードのみ)+入会後1年以内に200万円以上の利用で3万ボーナスポイント初年度年会費無料(本カードのみ)
年会費
(税込)
本カード 36,300円 13,200円
追加・家族カード 13,200円 6,600円
海外旅行
保険
死亡・後遺障害1億円(利用付帯)5,000万円(利用付帯)
傷害・疾病300万円(利用付帯)300万円(利用付帯)
賠償責任4,000万円(利用付帯)4,000万
(利用付帯)
携行品損害1回につき最高50万円
(利用付帯)
年間最高100万円
1回につき50万
(利用付帯)
年間最高100万円
救援者費用400万円(利用付帯)400万円
(利用付帯)
国内航空便
遅延補償
乗継遅延2万円
出航遅延・欠航・
搭乗不能
2万円
手荷物遅延2万円
手荷物紛失4万円
国内出張
サービス
手荷物ホテル
当日宅配サービス
-
京都観光ラウンジ-
出張手配H.I.S.アメリカン・エキスプレス・
トラベル・デスク

ゴールド・デスク
(月〜金+土曜日も14時まで受付)

通常デスク
(月〜金)
JALオンライン
プロテクションキャンセル・
プロテクション
-
オンライン・
プロテクション
リターン・
プロテクション
ショッピング・
プロテクション
空港サービス手荷物無料
宅配サービス

(1個のみ無料)

(1個のみ、羽田は対象外)
エアポート
送迎サービス

(成田・中部国際・関空)

(成田・中部国際・関空)
※ゴールドより割高
ダイニング・
サービス
ゴールド・
ワインクラブ
-
事業
サポート
OFFICE PASS
ビジネス情報サービス
「ジー・サーチ」
ビジネス情報調査
代行サービス
クラウド会計サービス
「freee」優待
ビジネス・コンサルティング ・
サービス
福利厚生クラブオフ
VIP会員

スタンダード会員
ヘルスケア無料
電話健康相談
-
ビジネス・
セービング
コットンクラブ-
新国立劇場-
イベント 会員限定イベント
(ビジネス会員限定)
-
ステータス ステータスの高さ

ビジネス・プラチナは圧倒的なステータスと福利厚生サービスがウリ

当サイトでもっともオススメのアメックスはビジネス・ゴールドですが、アメックスのビジネスカードの最上位は年会費14万3千円(税込)のプラチナ。

以前はアメックスからの招待(インビテーション)がないと持つことができませんでしたが、2019年4月からは直接申込みが可能になりました。

そのため、これからアメックスのビジネスカードを持ちたいと考えている経営者・個人事業主の方なら、ビジネス・プラチナの付帯サービスも気になるところだと思います。

ビジネス・プラチナは、ゴールドよりもはるかに充実した旅行サービスやレストランでの優待、保険が追加されます。ただ、中小企業の経営者や個人事業主の方には活用しづらい付帯サービスも多い印象。

ビジネス・プラチナの特徴や付帯サービスは、具体的には以下のとおり。

  • 希少な金属製カードで抜群のステータス
  • ゴールドよりも手厚い福利厚生を用意できる
  • 追加カードは4枚まで年会費無料な上、付帯している旅行サービスを
    従業員の福利厚生としても活用できる
  • 24時間365日対応のコンシェルジュ・デスクで出張手配や出張中の
    トラブルなど、あらゆるお願いに対応
  • 世界中のホテルグループ(マリオットやヒルトンなど)で上級会員としての優遇が受けられる
  • 国内リゾートホテル・旅館の優待
  • 空港ラウンジサービスは海外ラウンジも利用可能
  • 手荷物無料宅配サービスは2個まで
  • 国際線の航空券を優待料金で手配できる
  • 提携レストランを2〜4名で利用すると1名分無料
  • 家電商品のメーカー保証期間を延長
  • 最高5,000万円のゴルフ保険が無料で付帯
  • 車上荒らしや自動車事故による日用品の損害を補償

もちろん、ビジネス・プラチナはゴールドの付帯サービスは基本的にすべて付帯しています。

管理人としては、まずはビジネス・ゴールドを使ってみて、「もっとアメックスの付帯サービスを活用したい!」と感じるようであればアップグレードすることをオススメします。

アメックスは電話1本で簡単にカードのアップグレード・ダウングレードができます。

ただ、ビジネス・プラチナのサービスは、もしも活用できれば年会費14万3千円(税込)の元を取れるほどお得なサービスが付帯しています。具体的には、

  • 海外出張でマリオットやヒルトン、さらには1泊3万〜10万円のホテルに宿泊することが多い
  • 海外出張にはビジネスクラスをよく利用する

こういった方なら、初めてのアメックスとしてビジネス・プラチナを選べば多くの割引優待を受けることができます。

ただ、海外出張の機会が年に1〜2回程度だったり、海外出張が多くても宿泊ホテルはエクスペディアなどで1泊1万円以下のところだという場合、ビジネス・プラチナの付帯サービスは十分に活用できません。

そうは言っても、ビジネス・プラチナに付帯するサービスは気になるところだと思います。
ここからは、ビジネス・プラチナに付帯するサービス内容を紹介しますね。

希少な金属製カードのステータスは抜群!

ビジネス・プラチナの特徴として真っ先に出てくるのは、カード本体が金属製だということ。

以前の券面は、ビジネス・グリーンやゴールドと同じデザインで色がちがうだけでした。

でも、2018年からはカードの材質が金属製になると同時に、デザインも個人カードとほぼ同じものに変更されました。

金属製のクレジットカードは持ったときはもちろん、見た目にも重厚感があります。

以前から高かったビジネス・プラチナのステータスは、金属化でよりアップしたと言えますね。
前はクレジットカードに詳しくない人から見れば、単なる白色のカードでしたから(苦笑)。

でも、カード本体が金属でできているとなると、クレジットカードにあまり興味がない取引先や同業者であっても目を引くことができます。「あれ、そのカード、何なんですか!?」ってう具合に(笑)

金属製の法人クレジットカードは、ここで紹介しているアメックス・ビジネス・プラチナとラグジュアリーカードの2種類だけと希少です。

ラグジュアリーカードも重厚感のあるカード本体で、付帯サービスもアメックスと引けを取らないほど手厚いのが魅力の法人カード。

ただ、知名度でいうとアメックスはラグジュアリーカードを圧倒的に上回っています。
ステータスを考えたとき、やはり知名度は大切ですからね。

その点、ビジネス・プラチナは知名度と金属製カードという2つの理由で、法人カードの中でもっともステータスが高いと言ってしまってもいいのではないでしょうか?

追加でプラスチック製のカードも発行可能

金属製のカードでもICチップを内蔵しており、基本的には問題なく決済することができます。
ただ、ごく一部のガソリンスタンドなどで決済できないケースもあるようです。

そんなときのために、ゴールドやグリーンと同じデザインでプラスチック製の追加カードを持つこともできます。

ビジネス・プラチナの追加カードは「AC(アディショナル)カード」と呼ばれ、金属製の本カードと名義は同じ、カード番号は別になります。

そのため、金属製カードが使えないときの予備としてだけでなく、毎月の固定費の決済専用などといった活用方法もあります。

従業員への手厚い福利厚生として活用できる

ビジネス・プラチナのサービス面での特徴としてもっとも大きなものは、従業員に手厚い福利厚生を用意できること。

アメックスのコンシェルジュ・デスクに「ビジネス・プラチナの1番大きなウリってどのサービスなんですか?」と聞いたところ、真っ先に教えてくれました。

先ほど説明したとおり、ビジネス・グリーンやゴールドでもクラブオフによる福利厚生(ホテルや旅館、研修施設などの割引)を利用することができます。

それに加えて、ビジネス・プラチナだと最高1億円の海外・国内旅行傷害保険を、経営者自身や従業員の福利厚生としても活用できるというメリットがあります。

ビジネス・プラチナの海外・国内旅行傷害保険は、旅行代をこのカードで決済しなくても最高1億円、病気・ケガによる医療費は最高1,000万円まで補償される上、カードを持っている経営者・従業員の家族にも適用されます。

そのため、経営者や従業員のプライベートでの海外・国内旅行にも、ビジネス・プラチナの手厚い旅行保険が利用できるわけです。

しかも、ビジネス・プラチナは本カードの年会費は14万3千円(税込)と高額ではあるものの、従業員の追加カードは4枚までなら年会費はずっと無料。

そのため、従業員に追加カードを持たせることにより、ビジネス・プラチナの旅行傷害保険をビジネスでの出張補償、プライベート旅行の福利厚生の両方で活用できるというメリットがあります。

経営者だけでなく従業員を出張させる機会が多い会社や従業員がみんな旅行好き多い場合なら、一切コストをかけることなく旅行保険に加入できるというわけです。

ちなみにですが、金属製のカードは経営者本人が持つ本カードだけです。従業員のために発行する追加カードは、ゴールドやグリーンと同じプラスチック製のものになります。

最後に、ビジネス・プラチナとビジネス・ゴールドの海外・国内旅行傷害保険の違いについて表にまとめました。

補償内容補償金額
ゴールドプラチナ
海外旅行
傷害保険
死亡・後遺障害1億円(利用付帯) 1億円(利用付帯)
5,000万円(自動付帯)
傷害・疾病300万円(利用付帯)1,000万円
(自動付帯)
賠償責任4,000万円
(利用付帯)
5,000万円
(利用付帯)
携行品損害1回につき最高50万円
(利用付帯)
年間最高100万円
1回につき100万円
(自動付帯)
年間最高100万円
救援者費用400万円(利用付帯)1,000万円
(利用付帯)
国内旅行
傷害保険
死亡・後遺障害5,000万円
(利用付帯)
5,000万円
(自動付帯)
入院-日額5,000円
(自動付帯)
手術費用-最高20万円
(自動付帯)
通院-日額3,000円
(自動付帯)
国内航空便
遅延補償
乗継遅延2万円3万円
出航遅延・欠航・搭乗不能2万円3万円
手荷物遅延2万円3万円
手荷物紛失4万円6万円

24時間365日対応のコンシェルジュ・デスク

プラチナカードと言えばコンシェルジュ・デスク!そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

コンシェルジュ・デスクというのは、出張や会食の予約手配に電話でお願いすれば対応してくれる、言わば「私設秘書」。

ビジネス・ゴールドやグリーンでもトラベル・デスクを利用すれば出張手配は電話でお願いすることができますが、対応してくれる時間が平日の日中に限られています。

それがプラチナのコンシェルジュ・デスクになると、24時間365日の受け付け。

そのため、夜中や年末年始、連休中といったタイミングであっても出張の手配をお願いしておくことができます。

「出張の予定が入ったらすぐに手配しておきたい!」というタイプの経営者の方なら、時間を気にせずお願いできてスムーズですね。

また、コンシェルジュ・デスクは会食や接待のレストランの提案と予約、取引先への贈り物の提案や手配と、あらゆる要望に対応してくれます。

ビジネス・プラチナならとりあえずコンシェルジュ・デスクに電話して要望を伝えればOKなので便利ですね。

世界中のホテルグループで上級会員並の待遇が

ビジネス・プラチナには、世界中の有名なホテルグループ・国内旅館でVIP待遇が受けられる以下3つのサービスが付帯しています。

  • ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)
  • ホテル・メンバーシップ
  • 国内ホテル・国内旅館プレミアムプラン

特にコスト面で優れているのは「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」。

1泊あたりの宿泊料金が1〜3万円も割引されるのが魅力です。

そして「ホテル・メンバーシップ」は有名ホテルグループの上級会員資格が自動的に得られるというサービスになります。

1泊3万円以上の高級ホテルで大幅な割引

アメックスが提携している世界900以上のホテルで、アーリーチェックインやレイトチェックアウト、空き部屋があるときに無料アップグレードといった待遇が受けられるほか、アメックスのコンシェルジュ・デスク経由で予約すれば宿泊料金が1泊あたり1〜3万円程度割引されるというお得度が魅力です。

ただ、ファイン・ホテル・アンド・リゾートの対象ホテルは、国内だとザ・リッツ・カールトン(1泊5〜10万円)、海外でも1泊3〜7万円といった価格帯のところがほとんどなのがデメリットです。

もしも出張でこういった高級ホテルを利用する機会が多いなら、このサービスだけでビジネス・プラチナの年会費14万3千円(税込)の元を取ることができます。

でも、管理人は海外出張でここまで高いホテルは利用しない(できない)ので、このサービスは活用できていません(汗)

4つのホテルグループで自動的に上級会員に

海外出張でマリオットやヒルトンを利用する機会が多い経営者なら、ビジネス・プラチナを持つだけで上級会員資格を手に入れることができます。

具体的には、ビジネス・プラチナには以下4つのホテルグループの上級会員資格が付帯しています。

  • 「マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)」ゴールドエリート会員
  • 「ヒルトンHオナーズ」ゴールド会員
  • 「シャングリ・ラ・ゴールデンサークル」ジェイド会員
  • 「クラブ・カールソン」ゴールド・エリート会員

これらのホテルグループは、海外だと1泊の宿泊料金が約1〜3万円のところが多いですね。

そのため、海外出張で活用されている経営者の方はそこそこいらっしゃると思います。

ホテルの上級会員になれば、アーリーチェックインやレイトチェックアウト、無料アップグレード(空き部屋がある場合)などのサービスが無料で利用できるのがメリット。

上記で挙げた4つものホテルグループの上級会員資格が付帯している法人カードは、アメックスのビジネス・プラチナだけです。上記4つのホテルグループのうちいくつかをよく利用するという経営者の方なら、ビジネス・プラチナを持つのも1つですね。

国内+海外の空港ラウンジも利用可能

アメックスの空港ラウンジサービスは、同伴者1名も無料利用できるというメリットがある反面、基本的に国内の空港ラウンジしか利用できないというデメリットもあります。

でも、ビジネス・プラチナになると、無料利用できる空港ラウンジは格段に多くなります。

具体的には以下のとおり、世界中のラウンジが利用できます。

  • プライオリティ・パスのラウンジ
  • スカイチームラウンジ
  • 世界9か所の「センチュリオンラウンジ」

特に、ビジネス・プラチナのプライオリティ・パスは他社カードとくらべても格段に手厚いサービス内容になっています。何が手厚いのかと言うと、

  • 本カードだけでなく、追加カードもプライオリティ・パスを発行できる
  • 会員本人だけでなく、同伴者1名も無料利用できる

このような大きなメリットがあります。

多くの法人カードに付帯しているプライオリティ・パスは、本カードのみで追加カードだと発行できない場合があります。

その点、ビジネス・プラチナなら追加カードでも発行できるため、従業員にプライオリティ・パスを持たせることもできます。

また、ビジネス・プラチナに付帯しているプライオリティ・パスは会員ランクが最高のプレステージ会員。

プレステージ会員は年間何度でもラウンジを利用できるものの、通常なら同伴者はラウンジ利用料がかかってしまいます。

ところが、ビジネス・プラチナ付帯のプライオリティ・パスは同伴者1名も無料に。そのため、プライオリティ・パスを持っていない人と一緒に空港を利用する場合でも、2人でラウンジを利用することができます。

手荷物無料宅配サービスは2個まで

ここまで説明したとおり、アメックスのビジネスカードに付帯する手荷物無料宅配サービスは、出発時・帰国時のどちらでも利用できるのが特徴です。

この手荷物無料宅配サービスですが、ビジネス・プラチナだけは2個の手荷物を無料配送してくれます。

ちなみに、ゴールドやグリーンはどちらも1個だけ。
2個以上だと普通に数千円の配送料がかかってしまいます。

そのため、プライベートな家族旅行や出張は荷物が多すぎてスーツケース2個になってしまうという場合に活用できますね。

国際線の航空券を優待料金で手配できる

ビジネス・プラチナのお得度が高いサービスは、先ほど説明したファイン・ホテル・アンド・リゾートだけではありません。コンシェルジュ・デスクで航空券を手配してもらうと、正規料金よりも割安になる場合があります。

アメックスはクレジットカード会社として有名ですが、実は世界最大の旅行代理店。

そのため、提携している航空会社の航空券を割引料金で用意できるんです。

ただ、割引料金で手配してくれる航空券は、日本発着の国際線に限定される上、ほとんどがビジネスクラスなのが難点(汗)

海外出張でビジネスクラスを利用する機会が多い経営者の方なら、割引を受ける機会が多くてお得ではありますが、恩恵を受けられる人は少ない気がします。

提携レストランを2〜4名で利用すると1名分無料

ビジネス・プラチナに付帯している「ダイニング・アクセス」は、アメックスが提携しているレストランでコース料理が1名分無料になるというサービス。

コース料理は1名分で5,000円〜1万円程度の料金になるので、一見お得な気がするものの、提携しているレストランが日本全国で約50店しかないのが使いにくいところ・・・(汗)

接待や会食でコース料理を予約するときに、対象レストランがあれば利用するのが現実的ですね。

家電商品のメーカー保証期間を延長

ビジネス・プラチナで決済した家電商品は、メーカー保証期間に関係なくアメックスが3年まで保証してくれます。

ビジネス・プラチナをメインの法人カードとして利用するなら、事務所の備品や消耗品など、あらゆる家電を決済することになると思います。それらの家電が、すべて3年保証になるというわけです。

ただし、対象となるのはあくまでも一般家庭用の家電商品です。

パソコンやプリンタ、事務所で使う家庭用の掃除機や冷蔵庫などはアメックスが保証してくれますが、業務用として製造された冷蔵庫や掃除機だと保証の対象外となることに注意しましょう。

最高5,000万円のゴルフ保険が無料で付帯

経営者の中には、接待などでゴルフをする方もいらっしゃるはず。

そういった場合、ケガや道具の破損、ホールインワンやアルバトロスのときのためにゴルフ保険が加入していると思います。

でも、ビジネス・プラチナなら最高5,000万円のゴルフ保険が付帯しています。

補償内容は以下のとおりで、有料のゴルフ保険は必要なくなりますね。

補償内容補償金額
傷害死亡1,000万円
後遺障害最高1,000万円
入院日額15,000円
通院日額1万円
用品の損害年間最高10万円
ホールインワン・アルバトロスの費用最高30万円
第三者への賠償最高5,000万円

車上荒らしや自動車事故による日用品の損害を補償

少しユニークな補償として、社用車の中の日用品を補償してくれる保険が付帯しています。

自動車の中に置いてあったものが車上荒らしで盗難に遭ったり、自動車事故のときに壊れてしまったときに補償してくれます。

ただ、補償してくれるのはあくまでも「日用品」。

現金や有価証券が車上荒らしに遭っても補償されませんし、配送中の積荷が事故で損害に遭ったとしてもやはり補償されません。

まだまだ盛りだくさんな豪華付帯サービス

ここまでビジネス・プラチナだけに付帯するサービスにを紹介しました。

でも、プラチナカードのサービスはまだまだたくさんあります。
具体的には以下のような豪華なサービスも付帯しています。

  • 国内の対象マリーナでクルーザーを優待料金で利用できる「プライベート・クルーズ」
  • ヘリコプター遊覧サービス「ラグジュアリー・フライト」での優待
  • 高級スポーツクラブを入会金・年会費無料の都度料金で利用できる「スポーツクラブ・アクセス」

接待の場面でも、クルーザーやヘリを利用する場面はあまりないのではないでしょうからね(苦笑)

また、従業員の福利厚生にしてはちょっとやりすぎな気もします。
ただ、他社法人カードには付帯していないユニークなサービスではあります。

ビジネス・プラチナは高級ホテルやビジネスクラスを利用する人ならオススメ

ビジネス・プラチナは、ここまで説明したようなたくさんのサービスが付帯しています。
このカードを活用できる経営者は、

  • ステータスがある金属製カードを持ちたい
  • 出張で高級ホテルやビジネスクラスの国際線を利用する機会が多いから、
    割引が受けられるのは魅力
  • 出張ではマリオットやヒルトンをよく利用するから、上級会員資格が欲しい

以上のような経営者の方かと思います。

ただ、これまで何度か説明しているように、ビジネス・ゴールドでも十分に手厚い法人カードです。

他社法人カードにはない旅行サービスは、出張が多い経営者の方にとって役立つことは間違いありません。

そのため、まずはビジネス・ゴールドでアメックスのサービスを体感してみて、その後ビジネス・プラチナへのアップグレードを検討することをオススメします。

ビジネス・プラチナは現在は自分から申込みができるカードなので、利用代金さえ毎月きちんと支払っていれば、電話1本でアップグレードに応じてくれます。

>> アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの申し込みはこちら

アメックスのビジネスカード比較まとめ

ここまで、アメックスのビジネスカード3種類の違いについて、カードごとの付帯サービスを紹介しました。

アメックスのビジネスカードの大きな特徴は、事前入金で限度額以上の決済ができること、個人カードとポイント合算できること。こういった法人カードはほかにはありません。

事前入金とポイント合算を利用したいだけなら、ビジネス・グリーンでも問題ありません。

でも、当サイトとしては初めてのアメックスとしてビジネス・ゴールドを持つことをオススメします。

理由は、海外・国内の出張や会食の機会が多い経営者にとって便利なサービスが充実しているから。
多くの経営者にとって、年会費36,300円(税込)以上に活用できることは間違いありません。

ビジネス・ゴールドの付帯サービスは、他社ゴールドカードをはるかに上回っています。

そのため、経費の一元管理だけでなく、出張や接待の手配がこれまで以上にスムーズになり事業に専念できることでしょう。

しかも、ビジネス・ゴールドとグリーンはどちらも入会初年度は年会費無料。

同じ年会費無料なら、サービスが手厚いゴールドの付帯サービスとステータスをぜひとも体感することをオススメします。

入会から2年目以降は年会費がかかりますが、もしもビジネス・ゴールドの年会費36,300円(税込)に見合わないカードだと感じれば、グリーンにダウングレードすればいいだけです。

また逆に、ビジネス・ゴールドを1年間使ってみて、「もっとステータスを体感したい!」「ゴールドの旅行サービスでは物足りない!」と感じれば、プラチナにアップグレードすることをオススメします。

ゴールドグリーンプラチナ
券面アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(グリーン)アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
年会費(税込) 36,300円 13,200円 143,000円
追加カード
年会費(税込)
13,200円 6,600円4枚まで無料
(5枚目以降は13,200円のゴールド)
ETC発行可能枚数5枚
ETC年会費(税込) 年会費550円(税込)/枚
ETC発行
手数料(税込)
無料
限度額審査により個別に決定(事前入金すれば限度額以上に決済可能)
入会ボーナス・初年度年会費無料
(本カードのみ)
・入会後1年以内に200万円以上の利用で3万ボーナスポイント
初年度年会費無料
(本カードのみ)
入会後1年以内に200万円以上の利用で4万ボーナスポイント
海外旅行保険利用付帯:最高1億円
※疾病・傷害300万円
最高5,000万円
(利用付帯)
最高1億円
※疾病・傷害1,000万円
国内旅行保険最高5,000万円
(死亡・後遺障害のみ)
最高5,000万円
(死亡・後遺障害+入院・通院・手術も補償)
国内航空便
遅延補償
最高4万円-最高6万円
手荷物当日
宅配サービス
-
トラベル・デスク○(ゴールドデスク)
月〜土の14時まで受付
△(通常デスク)
月〜金の受付
◎(コンシェルジュデスク)
24時間365日受付
インターナショナル・
エアライン・プログラム
-○提携航空会社の国際線航空券(日本発着、主にビジネスクラス)が優待料金
JALオンライン ○(JAL国内線の法人向けオンライン予約サービスを、無料・特典つきで利用可)
海外からの
電話サポート
○(オーバーシーズ・アシスト)
24時間365日、海外出張中のトラブルに電話で対応
◎(プラチナ・カード・アシスト)
オーバーシーズ・アシストに加えて忘れ物探索に対応
キャンセル・
プロテクション

(航空券・コンサートチケットのキャンセル料金を補償)
-○(ゴールドとまったく同じ)
オンライン・
プロテクション
○(インターネットでの不正利用による損害を全額補償)
リターン・
プロテクション
○(カードで購入した品物をお店が返金対応してくれないとき、
アメックスが代わりに返品・返金対応)
ショッピング・
プロテクション
○(カードで購入した品物の紛失・盗難を90日間補償)
ホテル優待-
(国内・海外の提携ホテル・旅館で上級会員並の待遇)
空港ラウンジ
サービス

(国内+ハワイのラウンジで同伴者1明も無料)

(国内+ハワイのラウンジに加えてスカイチームラウンジ、センチュリオンラウンジも対象)
プライオリティ・パス-
(同伴者1名も無料)
手荷物無料
宅配サービス

(成田・羽田・中部・関西空港が対象)

(成田・中部・関西空港が対象)

(成田・羽田・中部・関西空港で手荷物2個が無料)
エアポート送迎
サービス

(成田・中部・関西空港が対象)

(成田・中部・関西空港が対象)ゴールドよりも割引が少ない

(成田・羽田・中部・関西空港が対象)
海外携帯電話
レンタル
ゴールド・ワインクラブ
(専任のソムリエが予算・目的に合わせてワインを紹介してくれる)
-
(ゴールドと同じ)
OFFICE PASS
ビジネス情報サービス
「ジー・サーチ」
クラウド会計サービス
「freee」優待
福利厚生サービス
「クラブオフ」

(VIP会員の入会金・年会費無料)

(スタンダード会員)

(VIP会員の入会金・年会費無料)
ヘルスケア無料電話
健康相談
-
ビジネス・セービング○(ビジネスに活用できる優待料金や割引特典)
ワランティ・プラス-
(家電製品のメーカー保証期間を延長)
カー・ピッキング・
プロテクション
-
(車上荒らしや自動車事故の際の日用品の損害を補償)
ゴルフ保険
(有料で加入できる)
-
(ゴルフ中のケガや用具破損、ホールインワン・アルバトロスの負担を最高5,000万円まで補償)
ビジネス会員
限定イベント
-
ポイントプログラムメンバーシップ・リワード(ANAマイルに移行すれば付与率最高1%)
ポイント有効期限3年ただし、1度でもポイントを交換すれば無期限に無条件で無期限
ボーナスポイント・
プログラム
Amazon、Yohoo!、iTunes Store、JAL、H.I.S.、
アメックストラベルオンラインでポイント3倍
ANAマイル
移行手数料(税込)
5,500円無料
ステータスハナマル
申込みアメックス・ビジネス・ゴールドの申込みはこちらアメックス・ビジネス・グリーンの申込みはこちらアメックス・ビジネス・プラチナの申込みはこちら

法人クレジットカード一覧表

当サイトで紹介している法人カードの一覧表。年会費や特徴の概要をまとめました。

法人クレジットカード一覧表

人気ランキング

注目のカード

定番人気!

まずはここから!基礎知識

タイプで選ぶ

紹介しているカードのリスト

人気のアメックスを徹底比較

サイト運営について